タイツとストッキングの違いとは?
生地が厚いのがタイツで薄いのがストッキング。
そう認識されている方も多いと思います。
その通りなのですが、具体的にタイツとストッキングの違いは、デニール(denier)によって区分されます。
デニールとは、
糸(繊維)の太さのことです。
太さは、一定の長さの質量によって表します。太さの基準となる長さは9,000メートルで、「9,000メートルで1グラムの糸の場合」=「1デニール」、「9,000メートルで30グラムの糸の場合」=「30デニール」という量り方になります。
つまり、糸が太く重くなるほどデニール数は上がるため、デニール数が高いほど厚手のタイツになる傾向にあるのです。
何デニール以上がタイツなの?
一般的には、
30デニール以上のものがタイツといわれ、30デニール未満のものがストッキングと区分されています。
一般的には、タイツの
使用目的は「防寒」「保温」とされているため、主に秋冬に履かれます。
寒くなればなるほど厚手のタイツに変わっていく傾向があります。
しかし、厚手のタイツになるほど、脚が太く見えてしまうのがマイナス点としてあげられています。
ストッキングの
使用目的は「脚をきれいに見せるため」と一般的には位置づけられています。
ストッキングは30デニール未満という薄手になっており、女性の脚をより美しく見せるため透け感を意識して作られています。
ストッキングの使用時期は一般的にオールシーズンとされています。
現代はファッションが多様化している時代なので、フォーマルの場面でも80デニール以内のタイツを着用する人が増えています。
日常使いだけでなく、様々なシーンでタイツファッションをお楽しみください!